来年からどの年金どこで払えばいいの…?
こんにちは、理依です。最近まで「税金ってかってに給料から天引きされるでしょ?」程度にのんきにかまえていたのですが、来春から社会人になるということでここでしっかり税金関連の勉強を始めようと思います。今日はまず年金について。
3つの年金と3タイプの人
第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者
まずは人のほうの区分から。人は「働いているか?」「どのような働き方をしているか?」「どこで働いているか?」といった基準で3つに区分されます。具体的には
- 第1号被保険者…自営業、専業主婦/主夫、学生、フリーターなど
- 第2号被保険者…民間企業に勤める会社員
- 第3号被保険者…公務員
こんな感じです。たとえば私だと成人はしているけれど学生でバイトしかしていない状態なので今年までは第1号被保険者、来年の春に民間企業に就職してからは第2号被保険者に切り替わるわけですね。なりたくねえよもらえるかも分からんのに
国民年金(基礎年金)、厚生年金、共済年金
年金側も3つ存在していて、
区分に応じて払うべき年金が決まっています。以下のようになっています。
国民年金が20歳を過ぎたら全員が払わないといけない税金、それにプラスして会社員なら厚生年金(+会社によっては企業年金)、公務員なら共済年金を払うという形になっているのがわかります。
会社員はどうやって年金を払えばいいの?
会社員に絞って詳しく見ていきます。会社員は国民年金+厚生年金(+会社によっては企業年金)を払っておく必要があるのですが、基本的に払うべき税金は会社から給料をもらう前に給料から天引きしてあるので、入社のときに手続きしておけばあとは会社の経理の人が勝手にやってくれるらしいです。やったー!ちなみに厚生年金は人と会社で折半して払うシステムらしいです。
会社員の転職、退職、産休育休などは年金にどう影響するの?
最近は転職ありきでキャリアを考える人も多いですよね。かくいう私もそうです。そういうときには
- 民間から民間に転職…第2号被保険者→第2号被保険者のままなので、厚生年金のまま
- 民間から公務員に転職…第2号被保険者→第3号被保険者への移動なので、共済年金に切り替え
- 民間から自営、退職…第2号被保険者→第1号被保険者への移動なので、国民年金のみに切り替え
- 産休育休…期間中は支払いが免除される(※支払わなくていいけど、支払ったということになっているという意味の免除)
このように転職・退職の際には「自分の被保険者区分が次どこになるのか?」で払う年金が変わってきたりするみたいです。当然将来もらえる年金の額も変わってくるので、転職の際には気を付けないといけないですね。
年金については概観できたなと思うので、他の税金についても勉強して、それから節税、貯金、投資などについて勉強していきます!